Top Message
私達の使命。それは、安全・安心な高品質バルブの
製造を通じ、人々の暮らしと産業を支えること
あなたは、「バルブ」と聞けば何を思い浮かべますか。多くの人は、水道であったり、さまざまな工場で使われている多数の配管を想像するのではないでしょうか。実は、それ以外にも、エネルギー関連、自動車や産業機械、空調設備など、バルブの用途は多岐にわたり、ハマイのバルブもあらゆる分野の多様なシーンで活躍しています。
身近な例を挙げれば、全国の家庭で使われているプロパンガス。そのボンベに使用されているバルブの約半数がハマイ製であり、永年トップシェアを続けているロングセラーモデルです。また、大手コンビニチェーンのセルフ式コーヒーマシンや、揚げ物調理に使うフライヤー、さらには、医療関連の酸素吸入器用や半導体製造用などの高性能バルブを各業界の大手企業ユーザー様に供給するなど、ハマイの製品は社会の至るところで重要な役割を果たしています。
これらのバルブに求められる絶対条件は、確実に作動し、「安全」「安心」であること。すなわち、社会に不可欠なバルブの製造を通じ、人々の暮らしと産業をサポートすることが、私達の責任であり使命だと言えます。
最先端エネルギー分野へ。そして、グローバル市場へ。
ハマイは未来に向かってチャレンジを続けています
一説として「企業の寿命は30年」と言われるほど、世の中の移り変わりが激しい時代。その中で、ハマイが90年以上にわたって永続的な発展を続けているのはなぜでしょうか。
一つには、トップシェアを誇るLPガス容器用バルブを主軸として、さまざまな業界のニーズに応える安定した経営基盤があります。もちろん過去90年間には、昭和初期の世界恐慌をはじめ、第二次世界大戦、オイルショック、平成のバブル崩壊など、何度も厳しい経済状況が訪れました。しかし、当社においては、その影響は最小限にとどまり、あのリーマンショックの年でさえ黒字を計上することができたのです。
このような安定した経営基盤をベースに、最先端分野へ次々と進出。コンパクトで操作性の高いボールバルブや、急成長が見込まれる半導体製造用バルブの開発にいち早く着手し、次の時代をリードする新製品を開発してきました。このように常にピンチをチャンスに変え続けてきたことが、ハマイ90年の歴史を創造したと言えるでしょう。
そして今、私達が取り組んでいる最先端プロジェクトが、排気ガスゼロを実現する究極のエコカー・水素燃料電池自動車（FCV）用バルブの開発です。例えば、水素タンクが高温状態になった時、水素を速やかに空気中に放出する安全栓（PRD）で世界初の国際規格認証を取得するなど、その性能は世界から高い評価を獲得しています。
さらに、グローバル戦略も着々と推進しています。世界トップクラスの半導体生産国・韓国に、2013（平成25）年、現地法人・株式会社ハマイコリアを設立し、東アジア全域に向け半導体製造装置用バルブなどの供給を開始しました。また、水素ステーション用充填機器のパイオニア・独WEH社と提携し、水素ステーション用ノズル等を日本へ導入。現在では、国内水素ステーションの7割に上るトップシェア獲得に成功しています。
これらはいずれも、ハマイの10年後、20年後の企業成長を見すえた未来戦略であり、技術・経営の両面における新たなフロンティアの開拓です。私達は、現状に甘んじることなく、未来に向かってチャレンジを続けています。
制約のない幅広いフィールドで、
あなたの力を存分に発揮してください
ハマイは、自社ブランドの製品を自社工場で生産する、数少ない総合バルブ専門メーカーであり、開発から製造、営業までのすべてを自社で行うことができます。実際に製品を使用されるユーザー様と直接向き合い、ものづくりの力で現場の課題を解決することが可能です。
開発設計担当者が、ユーザー様のもとを訪ねて現場を確認し、ダイレクトに設計へとフィードバックすることができますし、また、営業スタッフが、お客様とのコミュニケーションから生まれた斬新な発想を、そのまま製品づくりに反映することも可能です。スタッフ各自が一つの役割に固執せず、さまざまなシーンで活躍するマルチプレーヤーとして多角的にスキルアップできるのが、当社で仕事をすることの魅力だと言えるでしょう。
私達の社会は今、従来の石油・ガスエネルギーから、二酸化炭素や窒素酸化物等を排出しない水素などのクリーンエネルギーへ転換する、世界的規模の大きな変革期を迎えています。ハマイにとって、現在は新たな創業期とも言えるエキサイティングな時代となりました。一人ひとりが主役となり、未踏のフィールドで自由に発想を広げ、持てる能力を精一杯発揮して下さい。そうした気概のある方を新たなスタッフとして迎え、一緒に未来を語り合えることを、心から楽しみにしています。
関連コンテンツ
