水素バルブ開発
R&D
水素バルブ共同開発事例
2001年、ハマイは世界トップレベルの
水素燃料電池・自動車用バルブを開発
排気ガスや二酸化炭素を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして、普及が進む水素燃料。ハマイでは、早くも1990年頃から水素バルブの研究開発に着手、国内大手自動車メーカーとの共同開発により、FCV(水素燃料電池自動車)用バルブの開発に成功、FCV第1号車の実用化に貢献しました。
FCVの実用化へ向け、大手自動車メーカーと共同開発
ハマイは、LPガス容器用バルブのほか、LPガス自動車用バルブ(主にタクシー)においても、長年№1シェアを獲得。その強力な技術蓄積を活かし、国内大手自動車メーカーによるFCV開発プロジェクトに参画、最先端水素バルブの共同開発に取組みました。
Intank moduleインタンクモジュールFCV・市販車第1号に、ハマイのインタンクモジュールが搭載
2001年にリリースされた初代FCVモデルに、当社の各種バルブを一体化させたインタンクモジュールが搭載。0~35MPaという幅広い圧力と、 マイナス40℃からプラス85℃までの幅広い温度範囲への対応を実現いたしました。さらに、水素による金属材料の強度低下にも配慮し、耐水素性を高め、調圧機能の一体化に成功。 温度特性を飛躍的に向上させたインタンクモジュールとして、「国内認証第1号」を取得いたしました。
PRD安全栓安全栓(PRD)において、グローバル規格認証第1号を獲得
1通常、水素は頑丈なタンクに蓄えられていますが、 仮に衝突事故や火災等で水素タンクが高温になった時は、 水素を速やかに空気中に放出する必要があります。その際に重要な役割を果たすのが、安全栓(PRD)です。
ハマイでは、安全栓(PRD)において、国内「高圧ガス保安法」認証第1号を取得。さらに、世界初のグローバル規格「UN-R134」認証第1号を取得する等、 世界的な高評価を獲得しています。
ハマイはこれからも、産業用バルブのリーディングカンパニーとして、 日本はもとより世界へ向けて、チャレンジを続けてまいります。