Plan 2226
- 1. 中期経営計画の位置づけ(ロードマップ)
- 2. 中期経営計画の基本方針(戦略)
- 3. 2226中期経営計画の重点活動
- 4. 経営指標
3. 2226経営計画の重点活動
3-1. 既存事業戦略
■3-1-1. 既存主力商品のメニューupとマーケット拡大による拡販
既存製品群は3つの強みを活かし、
エネルギー業界をはじめ、幅広い分野での貢献を目指します
当社既存製品群の強みは次の3項目です。
- ① トップシェアであるLPガス容器用弁
- ② 世界的に見て競合の少ないハイスペック産業用高圧弁
- ③ 特注品対応により様々な産業で使用されている配管用ボールバルブ
これら総合バルブメーカーとしての強みを活かし、エネルギー業界は勿論、半導体関連や医療・防災業界等、様々な分野に貢献できる様、広範囲に事業を展開してまいります。また、水素社会の進展に向けて蓄電技術やFCV、FCTなどのモビリティ分野のエネルギー転換にも積極的に対応いたします。
■3-1-2. グローバル市場への展開
半導体製造関連バルブや水素関連バルブを戦略製品として、
東アジアや欧米をターゲットに営業活動を推進・展開します
国内生産拠点である大多喜工場と府中工場では、水素関連バルブを新規事業の戦略製品と位置付け生産。日本はもとより大手自動車メーカーが生産するFC関連車両向け等をターゲットに、アメリカ、ヨーロッパ、韓国、中国に営業展開していきます。
また、半導体製造ガス用高圧バルブは、ハマイコリアを拠点に製造・販売を行うと共に、貿易立国である韓国の利点を有効活用し、台湾、アメリカをはじめ、今後の高度成長が見込まれる中国もターゲットとして位置付けています。
■3-1-3. 原価低減・収益性の向上
様々なロス削減や改善活動を進めると共に、
モノづくりの現場力向上を図り、収益性アップを図ります
既存事業戦略の中では、現在の主力製品における原価低減と収益性向上を図ることは、安定した経営基盤を確立する上で非常に重要です。各事業所の管理職を中心に様々なロス削減や改善ポイントに着眼して抽出し、改善活動を実践して成果を上げながら、モノづくりに関わる従業員の現場力を向上させ、将来の礎を築いて行きます。
また、自社製生産設備の開発や生産工程の無人化等により、生産性向上も並行して進めてまいります。